不調の原因を見定め、それぞれに合うシークエンスや手法を提案

今回お話を伺ったのは、Drops of YOGA主宰の河本 真由子さん。一人ひとりと向き合うことを重視したヨガスタジオは多いが、河本さんは特に「痛み」「不調」にしっかりとフォーカスを当てている印象だ。そうした取り組みを重視するのは、自分の痛みの原因がわからない人が多いことに衝撃を受けたからだという。インタビューを紹介する。

痛みと向き合い、原因に合うシークエンスを

スタジオの特徴を教えてください
ひとりひとりの「痛み」と向き合い、それぞれの解決方法を提案したいと思っています。
レッスンでは、グループレッスンであっても、毎回様々なシークエンスや手法を取り入れ、生徒さんご自身でその時々の悩みをご自身で解決できるように導いていきます。

痛みとの向き合いを重視したヨガスタジオを始めたきっかけはありますか
まず、ストレスフルな現代社会の中で、様々な体の不調や心の不調を抱えて生活していらっしゃる方が大変多いですよね。中でも、ご自身の本当の「痛み」の原因がわからない方が、かなりの数いらっしゃることに驚きました。その辛い状況を改善するお手伝いができればと思い始めたのがきっかけです。

痛みと向き合ったヨガシークエンスや手法の例を教えてください
例えば、肩こり一つをとっても、家事などの作業による疲労からきているのか、精神的緊張からきているのか、そもそもの身体の使い方からきているのか。ご本人のお話から原因を探り、身体を大きく動かすアサナを行うのか、プロップスを使って時間をかけてリラックスしていくリストラティブヨガを行うのか、緊張を解く呼吸法や下半身の使い方から入っていくのか、見極めお伝えするようにしています。

ヨガを通じて、痛みに対処できる自信を得てほしい

スタジオで習えることにはどんなものがありますか
インド伝統式ハタヨガをベースに、季節や体調に合わせたシークエンスで不調を取り除きます。プライベートレッスンでは、アーユルヴェーダ、ヨガニドラ、ジョーティシュなど、インド古来の智慧の中から、悩みやご希望に合わせてレッスンをカスタマイズしていきます。

季節に合わせたシークエンスの例を教えてください
残暑の季節は疲労回復や胃腸の調子を整えるシークエンス、寒くなってきたら、熱を生み出すシークエンスや筋膜や靱帯を意識したシークエンス、一クラスの中でも皆さんの体調をみながら、後半をリストラティブのみにしたり、フローを追加したりしています。

スタジオでの活動を通じて、生徒さんにどんな経験をしてほしいですか
例えば、長年頭痛に悩まされている方の場合は、ヨガレッスンで身体と心の感覚が磨かれていくと、まず頭痛の前兆に素早く気づくことができるようになり、痛くなってしまったときの対処方も身について、自分自身で痛みや辛さをやわらげられるようになります。人生における様々な「痛み」に自分で対処できるという自信を身につけていただきたいです。

真由子さんにとって、ヨガとは何でしょうか
ヨガとは、本来フィットネス的要素だけではなく、医療や武術、哲学や科学まであらゆる分野の深い智慧が内包されています。体の不調にはアサナやアーユルヴェーダが、心の不調には呼吸法のプラーナヤーマが、精神の安定にはジョーティシュやヴェーダの教えが私を助けてくれました。求めている「答え」が、必ずどこかに示されているのが、ヨガです。

Drops of YOGA 鶴川クラス
東京都町田市能ヶ谷1丁目2番1号和光大学ポプリホール鶴川
https://www.dropsofyoga.tokyo/
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