対話の時間を重視し、生活に根付くヨガを伝える

one yogaのヨガ講師・kanaさんは、ヨガを特別なレッスンの時間というよりも日常に取り入れるものにしてほしいと考えながら、ヨガの指導をしている。継続しやすいよう、出張レッスンやオンラインでのレッスンにも対応している。

one yogaの特徴を教えてください
「生きやすい毎日のためのヨガ」を提供したいと考えています。
ヨガといえば「日常生活と切り離されたリラックスする時間」と、少し特別な時間に捉えている方も多いと思います。 しかし、本来ヨガは日常生活に根付くガイドであり「自分を知る」ツールです。 その時間はひとときの至福にとどまらず、誰もが抱える日々の問題や自分との向き合い方にヨガの練習が活きて、「毎日の生きやすさ(息のしやすさ)」へと繋がります。

レッスン形式はどんなものがありますか
一人一人との距離が近いプライベートレッスンを中心に、グループレッスンも少人数制で開催しています。自宅へ 出張をはじめ、お子様がいる方や遠方でも継続できるようにオンラインでのレッスンにも対応しています。
また、毎月初めての方が気軽に参加しやすい「カフェヨガ」も開催しています。

カフェでのヨガ

どのような点に力を入れて指導していますか
一番大切にしていることは「対話」です。「指導者は、友人以上でも以下でもありません」というMark Whitwell師の教えのもと、講師と生徒の上下はなく“友人“としてその日の状態や疑問に対してヨガ哲学の視点も含めてお話しをしています。毎日心身のコンディション、悩みや疑問は変化するものですので、その日の一人一人に寄り添えるようプライベート空間に徹底しています。

対話について、例など教えてもらえますか
例えば「呼吸が苦しい」という方は多くいらっしゃいます。呼吸法の練習をたくさんしたらいいのか?という事でもなく、どういう時に苦しく感じるのか。普段の生活 スタイル(仕事や家庭の役割・多い姿勢など)の原因となるものも話してもらっています。
その中でヨガ哲学の教えとなるものが役に立つ場合もありますし、「人に話さないような事をここで吐き出したら楽になった」「モヤモヤしていたものを言葉にして説明したら、答えってシンプルだと自分で気付けました」という場合も多いです。プライベートレッスンや完全少人数制に重きを置いているのはこの時間のためでもあります。

オンラインでのレッスンは珍しいと思いますが、スタジオレッスンと違いはありますか
オンラインの良さは、普段の練習空間(自宅の中)でのレッスンを受ける事で、一人でも毎日自立した練習が続けられることにつながりやすい事です。例えば、ヨガスタジオまで行って日常と切り離されたヨガは全てを忘れて心地の良いメリットはあります。しかし日常こそがリアルです。その中に生きるヨガを取り入れて欲しいので、レッスン中赤ちゃんが泣いたり、ペットが邪魔をしてくることこそ受け入れて笑い飛ばし、それらを弊害と思わずに自分の生活に合わせたヨガを、一緒に考えていきたいと思っています。

kanaさんにとってヨガはどんな存在ですか
私にとってヨガは「生きること、生活そのもの」です。
もともと自己肯定感が低く、他人軸の中で生きにくかった毎日でした。ヨガはたまたま始めたものでしたが、練習を続けて学ぶことで、身体の変化だけでなく本来の自分らしさを思い出すように 考え方や心の在り方が180度変化しました。
2016年にタイのアシュラムにて古典的なヨガの修行を一ヶ月受けて講師となりました。グルクラシステムといって、師と寝食を共にした完全ヨガ的な生活を1ヶ月泊まり込みで修行するものになります。この時に学んだsivanandayogaと、ヨガの流派が分かれる前のheart of yogaが今の私のクラスのベースとなっています。(どちらも古典的なハタヨガとなります。)
今では自分の使命を笑顔で全うできる日々に感謝をしながら、人生を楽しんでいます。